過去の記憶を探る旅。

今現在、身体症状として出てしまっている何らかの症状や
パニック障害、考え方のクセや生き方のクセを知る
原因の根本を探る催眠療法です。

セラピストとしても緊張する、催眠療法の要です。


前世療法と違って、現世でのリアルな出来事を追体験する。

身体症状の根っこになってる辛い体験や
心の奥深くにしまい込んで、やり過ごしてきた感情を掘り起こし

その感情の原体験とも言える記憶まで遡ります。

現在の成熟した感性で、幼かった頃の自分を俯瞰して見ることで
今の自分との関係性を客観的にとらえ、原因を突き止めて
解消に導いてゆく

最もアクティブで、能動的なセッションです。

失恋や、大好きだったおばあちゃんとの死別
両親の離婚などの他

すっかり忘れていた小さな頃の出来事
ちょっと転んですりむいた時、ママに撫でて欲しかったのに、
逆に叱られちゃった、とか

ママのお腹にいるときに、ママが転んじゃったとか

意外な出来事によるショックが、大人になってから
何かのきっかけで身体症状として出てくるのです。

その身体症状がパニック障害のようにはっきりと
出る場合もあれば
歩き方のクセや、対人関係のパターンとして現れるなど
それもさまざまです。

トラウマっていうほどの心当たりはないけど、
ちょっと困ってるクセがある、という方は

もしかしたら
心の小さな傷が原因かもしれません。

心に傷を作ってしまったのは、
無力な幼いあなたのせいではなかったんだよ、って

自分に言えるようになれば
その傷は癒えたと言えます。



画像は、不登校だった16才の女の子がセッション後に描いた塗り絵です。