美容整形は是か非か

ahw (アキュラシーヒーリングワークス)

2024年03月05日 19:35

美容整形をしようかどうかで悩む女性の話は聞くが、
先日訪れた美女は、美容整形を止めたいが止められない、と言う。

最初は、小さい頃クラスメートにからかわれた一重まぶたを
大学進学を機に二重に手術したと言う。
目がくっきりとなった事で、見える世界が明るくなったらしい。

その後社会に出てから失恋をして、もっと美しくなろうと決めた。
鼻筋をシュッとさせて小鼻を小さく。唇もふっくらと。

30代になると、頬のたるみが気になる。目元のたるみも気になりだす。
頬を、鼻を、と整えて見ると、最初に手術した二重瞼とのバランスが悪く感じる。目頭を切開する。


術後のダウンタイムを乗り切る期間は外出が出来ないので、
新卒で入社した企業はとうに辞め、時給の良い夜のバイトも欠勤を続けて居づらくなり、
もっと自由に勤務出来る仕事へと変わった。

両親には何年も会ってないし、今後も会う事は出来ないと涙を浮かべる。
既に30代も後半で、今の仕事もいつまで出来るか不安で仕方がないのだが、
整形手術を出来なくなる不安はもっと大きいと語る。



女性が美しくなりたい、ありたいと願う気持ちは悪くはない。
ただ、その目的が何の為だったのかを忘れてしまった時、
終わりが失くなってしまうのだろうと感じた。


関連記事