バッチフラワーレメディに関する私的な考察⑧

先ほど引用した『代替医療解剖』には、付録としてバッチフラワーレメディの記述もあるが(たったの2ページである)、著者がバッチ教育プログラムを受講したことがないのは明らかであり、一般的な偏見に基づいた内容であった。
しかし私自身、学ぶ前には同じような偏見を抱いていたことも事実であり、一般的には偏見と無理解がまかり通っていることは不自然ではない。

そして、代替医療に頼り切った挙句に、比較的予後がよく治癒率も高いと言われる乳がんで、たった2年で亡くなった女性のニュースなどは、このような偏見を助長する助けにもなっているのが現実であろう。
『代替医療解剖』の冒頭で「チャールズ皇太子に捧ぐ」と特記されているのも、バッチフラワーレメディや催眠療法などを、王室内外で積極的に取り入れている皇太子に対する批判とも警鐘とも受け取れる。

しかし、バッチフラワーレメディは病気そのものを治すものではなく、病気の原因となる感情の状態に対して効果的であり、感情のバランスを取り戻した生物は、結果的に健康も取り戻すことが出来る、と言う点(シンプルで、当たり前な観点)を、この著者たちは見過ごしているだろう。
「統合性」と「全体性」の連続した生命の普遍性を見過ごしてはならない。


話は最初にもどるのだが、私がそもそもバッチフラワーレメディを選択したのは、セラピストとクライアントの間の「ラポール」を様々な理由から形成し得ない場合にも、それを補完してくれることが可能だったからである。
近代医学に欠けていて、代替医療に溢れる「根拠なき信頼」を補って、自己治癒力を甦らせる、療法としてのバッチフラワーレメディシステムに信頼を置くのは、以上の理由によるからであり、これまで書いた「植物の力・役目」の仮定が、私がバッチ博士のセラピーシステムを支持する根拠の一つともなった。

さらには、今回のケーススタディでご協力下さったモニター様たちの変化の過程を見届けることによって、バッチフラワーレメディシステムへの信頼は一層強固なものとなった。

現代西洋医学にも、代替医療に見られるホリスティックなアプローチにも、どちらにも偏ることなく、「全体的に」「統合された」医療の一助となるべく、これからも理解を深めながら、バッチフラワーレメディシステムの実践者となるべく努力を惜しまないつもりである。

バッチフラワーレメディに関する私的な考察⑧



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